ノロウイルスについて

10.20

皆さん、こんにちは。

 

10月に入り気温も低くなり、温かい食べ物が恋しくなる季節となりました。

これからの季節、栄養価の高さから「海のミルク」と呼ばれる牡蠣を使用したお鍋を堪能してみてはいかがでしょうか。

さてここで、「牡蠣」と聞いて皆さんがイメージする物に「ノロウイルス」という言葉が少なからず浮かんでくると思います。

今回は、この「ノロウイルス」について、少しお話したいと思います。

まず、ノロウイルスが発見されたのは。昭和40年代アメリカの小さい町で起きた集団食中毒と言われています。

国内で発生する食中毒の中で最も発生件数が多いのが、カンピロバクター食中毒に次いで第2位。

患者数では、最も多い原因物質です。

発生件数も多いですが、食中毒事件1件あたりの患者数が非常に多いのも特徴です。

流行時期は毎年10月あたりから感染の報告が増え始め、寒く乾燥する11月から翌年2月あたりが流行のピークとなります。

この流行時期と鍋物等で「牡蠣」を多く食する時期が重複する為に「ノロウイルス」=「牡蠣」というイメージがあるのだと思われます。

確かに「牡蠣」は「ノロウイルス」を持っています。

しかし「牡蠣」以外の二枚貝、アサリ、ハマグリ、タイラギ、アカガイ、シジミ等も「ノロウイルス」を持っています。

「ノロウイルス」はしっかり加熱調理(85℃~90℃で90秒間以上加熱)すれば心配する必要はありません。

(免疫力の弱い幼児、高齢者、体調不良時は例外となる場合があります。)

ただし、調理で使った器具などにはノロウイルスが付着している可能性がありますので、調理後は器具の熱湯消毒等を必ず行ってください。

しかし最近では牡蠣などの二枚貝ではなく、野菜、加工食品など全く違うものが原因で発生している事も報告されています。

これらについては、二次感染によって拡大した可能性が高いと言われています。

感染が流行する秋から冬にかけて、私たちヒトの手を介してノロウイルスの汚染範囲は広がります。

例えば、電車のつり革、オフィスの扉、エスカレータなど、外出先から帰宅した時には、手指にたっぷりノロウイルスが付着している可能性もあります。

二次汚染の予防策として厚生労働省等では手洗の推奨を呼びかけています。

帰宅したら手を洗う、そして、食べる前にも手を洗う事をお勧めします。

しっかりした加熱調理、手洗遂行等を行えば「ノロウイルス」は予防出来ます。

 

ちなみに「生食用牡蠣」は「加熱用牡蠣」に比べて海域や菌数や洗浄方法等、クリアするポイントが高い為に安全性が高いと言われています。

 

品質保証部 廣瀬

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