足下を見て一歩一歩

令和三年丑年明けましておめでとうございます。既に事業は1月4日よりスター
トしておりますが、京都在住の私は“ニューノーマル”時代に相応しく仕事始め
の朝礼はオンラインにて参加しました。小さなスマホの画面を通じて、コロナ禍
にもかかわらず、出社してくれたスタッフ皆の元気な顔を見て安堵したものです。
先月から日計の新規感染者が再び増勢を強め、“Go to~云々”がストップし、多
くの車が豪雪のため高速道路で立ち往生するほどの極寒が到来し(同時に乾燥激し
く、自分の手の甲のあかぎれの酷さがそのインジケーター。乾燥ってウィルスに
とって快適ですよね)、加えて”新種・変異“が登場!…そこまでくれば、もう来
るかなと思っていた緊急事態宣言(先ずは首都圏一都三県)が発令されたその翌日
にこのブログを認めております。
実際、前回の緊急事態宣言時に比べて、政府要請に従う業者は少ないと思います。死活
問題ですから。
加えて、昨年来、想定外の事態にオロオロ後手後手対応の政府に呆れている方も
多そうです。“そんな奴の言うことを聞いていたら、命がいくつあっても足りな
い。今こそ自分の命を守る行動をとろう”
実際、罰則無き店名公表ならば、前回のパチンコ業界同様、逆に集客率アップに
貢献するかもしれませんね。不謹慎な発言かもしれませんが、実際そうする自粛
要請対象のサービス産業は多いと思います。
“命を守る”行動が要請無視の店舗営業かステイホームかは論を待ちませんが、
国民に理不尽なお願いをする以上、この国のリーダー達である政府関係者には眦
を決して、命懸けでこのSFXまがい未曾有の危機にタックルして頂きたい。
決して国民のために死ねと言っている訳ではありません。命を差し出せと言って
いるのです(一緒か)。そこまで行かなくとも“俺の棒給一年分”を休業補償の
一部に充ててくださいと涙ながらに訴えれば、皆の溜飲も多少下がるかもしれま
せんわね。
“国民のだれも悪くはありませんから…泪・涙・なみだ・ナミダ・名波(サッカー)
・奈々美(ちーくー) Y一証券・N澤”

度重なる行政内の危機意識のズレ(政府と自治体)、温度差も政治不信に拍車を掛
けました。毎夜、お茶の間に届けられる医療業界との見解ギャップも然り、
現場は“医療崩壊瀬戸際、いやもう崩壊“、経営側は”ガースーです。Go to続け
ますわ~、ノープロブレム“そんな会社があれば、半年も保たんわ。
第一波後、即臨時立法で緊急事態時は各首長に絶対的な権限を持たせるのも可能
だったのでは。コントロールエリアをより狭め、細分化(ここでは各行政単位)出
来れば、ウィルスの感染拡大速度も相当抑制出来たのでは。行政単位面積が東京
都より小さなシンガポール、台湾(九州の面積X0.8)での成功が好例でしょう。
例えば、山口県から広島県、福岡県に移動するにはVISAが要るとか。当然、食料
生活必需品・エネルギー等の物流に支障を来してはいけませんが。
極論すれば、市町村単位独自での緊急事態宣言の発令、運用もあっても良かった
のでは。次回の緊急事態には是非、S南市・F市長にチャレンジ願いたい!水道管
敷設費用とは到底比較できない費用が発生すると思いますが、やってやりましょ
うよ!
但し市民への経済的な補償は自治体単位での財政状況に依拠してしまうとバラツキが大きくなりますので、

ここのバランスの補正は政府にお願いしたいですね。
要は迅速、且つ必要なサポートが供給出来る体制の構築が必須です。その為には、
それこそ、スガ政策の目玉の一つであるDX推進なんでしょうなあ。
責任取らされるのは嫌でしょうが、さりとて、非常事態に何の権限も持
たず、時に無能呼ばわりされる各首長は隔靴掻痒、悶々、非常にもどかしさを感
じた、いや今も感じているでしょう。それのお裾分けを市区村長にして頂くよう
な体制には出来ないのでしょうか?
第一波では“大阪モデル”で名を上げ、一気に次世代総裁候補と言われた吉村大
阪府知事の二番煎じではないですが、りっちゃん(京都人はこれを立命館大学の学
生と認識する。因みに京都市民間で学生といえば京大生のみ)には是非これを飲ん
でもらいたい!
もう先を見るのはやめましょう。もう考えないのも戦術の一つ。
遠くを見ては首が上がり、息が苦しくなります。足下を見て一歩一歩、対峙する
問題を処理しつつ、この険しい登り道を歩む一年としましょう。

*そろそろ古都にも再来するか“緊急事態宣言”
元旦は多くの人でごった返した(おいおい頼むで)世界文化遺産の一つである
下鴨神社の外観をお届けします。オンライン初詣してください。
“今年は絶対絶対絶対、去年より良い年になりますよーに”
上坂 陽太郎