カン喜で働き出して

久しぶりにこちらを書かせていただきます製造部・柳井です。

この4月にて、自分がカン喜に入社して丸十年になります。

入社して最初に配属されたのは、現在もやっている包装ラインでした。食品製造という初めての体験で戸惑いながらも日々を努め、先輩たちに仕事のやり方を教えてもらいながら、早く慣れようと頑張っていました。

仕事にも慣れてきだした二年目の時に、わが身を戒める出来事が起こしてしまいました。

資材運搬用のリフトを操作していた時です。突然リフトが急停止してしまい気が動転してしまった自分は一人でどうにかしようとして、軽いけがですが労災を起こしてしまいました。黙ってどうにかしようとしたことを怒られ、自分自身が情けなくて仕方なかったです。

事故の後、報連相の大事さを教えてもらい、以来、事が起こった際には必ず報連相をないがしろにしないようにと心がけています。ただ、生来の性分で器用ではないもので、自分のキャパを超えた事態になるとパニックになる悪癖があるので、うっかり忘れてしまったり、抜け落ちてしまうこともあるのですが。

パニックになる悪癖での失敗としてはもう一つありまして、自分は一度部署替えがあり、包装ラインの前工程であるフライ加工のラインに入った時でした。

その時のフライラインは、人員が抜けており急遽補充で配置されたのですが、全く触れたことのない作業ばかりの上に、上長にも急な人手不足で余裕がなかったため、あれもこれもと仕事が降って掛かって自分の中でうまく切り盛りできませんでした。結局、フライラインでの作業に慣れず、うまくこなせないと判断されて、包装ラインに出戻ってしまいました。

包装ラインに戻ってからは、もといた部署ということもありブランクなく作業をこなせ、また新たに機械の操作などを教えてもらったりしながら、ラインの軸に成れるよう指導を受けました。フライラインでの失敗を繰り返さないよう、しっかりと作業内容や指示を飲み込んで仕事に取り組んでいます。

なかなかパニックになる状況はなくなりませんが、できるだけそういった事態に陥らないよう経験を積んで、それを活かせるようこれからも頑張っていきたいと思います。