世界人口80億の内0.00001%程度存在されると思しきカン喜グループファンの皆さん、大変遅ればせながらではありますが、新年あけましておめでとうございます。本年も何卒よろしくお願い申し上げます。
ここ数年は新型コロナウィルス、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻、それに伴うエネルギー、飼料、食品、生活必需品等物価の高騰など圧倒的にネガティブなことが生活を支配しており暗鬱な状況が定着している感があります。今年こそは、干支であるウサギのように苦境からの大飛躍を果たしたい!我がグループのみでなく、日本全体がホップ、ステップ、ジャアンプしないといけません。カン喜グループにはその原動力が求められているのです(そう思います)。
でも、その為には躍動し得る“若さ・しなやかさ・柔らかさ”が必要です。この混沌とした時代を切り抜けるためには、過去のしがらみや前例にとらわれない良い意味での未熟さが必要だと思うのです。結果を恐れず挑戦できるのですから。
去る1/9の成人式は新型コロナウィルス禍後初の制限無し開催となったようですが、数年前と比べて参加者数の少なさが目立ってきた感じがしますね。その少なさのせいか、元気、パワーが感じられません(ここでいうパワーとはキタキツネ色の髪の毛にして、竹槍のようなマフラーをつけた異常に車高の低い車で式に駆けつけ、そこで日本酒一升瓶をラッパ呑みして暴れることではありません)
日本の直近合計特殊出生率は女性一人当たり1.3人台です。政府によれば辛うじて人口持続可能レベルは1.8人とのこと。この乖離は痛いですね。日本全体の数字で言えば、生まれ出るは年80万人割れ、高齢化に伴い年間の死亡者数が160万人程度ということを踏まえれば、日本全体での人口減対策は早急に着手しなければなりません。そのためには、子どもの福祉行政を手厚くしないといけないでしょう。例えば、安定して1.8-1.9人の出生率を維持しているフランスはこどもの数に応じて休暇、手当てが増える仕組みを導入しています。またフランスは全人口の約13%が移民です。この点も人口持続可能社会であることの要素の一つだと思われます。 日本の2030年推計出産数は55万人と驚愕の数字になってます。最早、少子化問題は生産年齢人口減少の枠を超えて国家の維持に関わる重要論点なのです。
日本の人口が減少カーブに入ったのは2008年以降と言われてますが、それから14年を経て、まわりで“人手が足りない”という声を聞く頻度が高くなったような気がします。それも地域、業態に関わらずです。労働者不足は刻々と顕在化してきているのです。
我がカン喜グループのある地域は過疎化と超高齢化による人口減少が同時に進む(普通同時進行ですけど)、謂わば“課題先進地域です。地域経済も恒常的な右肩下がりです。この複雑に絡まりあった問題の解決には、私は疲弊する地域経済の象徴とも言うべきエリア(近くにあるんです。元、いや今でも観光地ですが)に多様性に富むグローバルコミュニティを構築、運営が資すると考えるわけです。
エリア内居住者は地元の高齢者、障害者、そして移民です。この最後の語は日本政府(一部国民)が忌み嫌うワードです。風紀が乱れる、治安が悪くなる等の理由で遠ざけられてきた問題ですが、何時までも“外国人技能実習生等…”他国では全く通じないわけのわからない造語でお茶を濁すことは止めにしましょう。実際、既にこの国の“移民”は徐々にではあるが増加しているのですから。
このグローバルコミュニティを実現するために、国際・文化・政治等リベラルアーツの学びが必要だと感じ、近々大学院にでも行って学びなおそうと考えております。
常務へ、授業料お願い致します。
期待の将来世代が育まれる活力あふれるコミュニティの創造により、再度私は子供たちのサンタクロースになる機会を得られるのです。
そんな話をしてきたからではないですが…
我々に新しい家族が増えました。冷凍食品の自動販売機“ど冷えもん”です。新しい営業マンです。なんせ人手不足ですから。ええ仕事しますよ。カン喜へお越しの際には是非試してください。クレジット、交通系カードでの購入も可能です!
上坂 陽太郎