工場長(兼営業)の荒木です。
現在台湾、香港からの牡蠣フライの問い合わせが止まりません。
KANKIの牡蠣フライを買いたいとの沢山のありがたい声をもらっています。
弊社の牡蠣フライの多くはアジアの各国をはじめアメリカ、UAEなどでも流通していますがまだカキフライを知らない国々が多くあります。
もっと販売できる国と地域が増やせるように、良い製品を作り続けています。
Please feel free to contact us.
カン喜の牡蠣フライはいち早く、部分水素添加油脂( PHOs)不使用の牡蠣フライ、グラタンの開発に取り組み海外向けに販売行っております。
農林水産省HPにその説明が有りますのでリンクを貼らせてもらいました。
時間がない方のためにざっくり説明するとマーガリンやファットスプレッド、ショートニング、部分的に水素添加された油脂で調理された揚げ物などにトランス脂肪酸を含んでいるものがあります。
部分水素添加油脂は、植物油などの不飽和脂肪酸を加熱して水素を添加することで、脂肪酸の一部を飽和脂肪酸に変えた油脂です。
この過程により油脂の酸化安定性が向上し食品の保存期間が延長されるため製品の品質やコスト面でメリットがあります。
部分的に水素添加された油脂にはトランス脂肪酸が含まれる可能性があります。
トランス脂肪酸は、一般的に悪玉コレステロールを増加させ、善玉コレステロールを減少させ、心臓病や糖尿病などの疾患リスクを高めると言われています。
そのため、部分水素添加油脂を使用する場合には、トランス脂肪酸の含有量に注意し健康に配慮した選択が必要となります。日本人の摂取量は諸外国に比べて少ないと言われており、一般的な食生活では健康への影響は小さいと言われています。様々な食品が有りますので個人の判断で選択をしていただければと思います。
日本の加工施設でEU-HACCP認証を取得するためにはどのようなことが必要なのでしょうか。
1.危害分析の実施
加工施設で行われる生産・加工工程において、どのような危害が発生する可能性があるかを明確にし、その危害を防止・低減するための対策を策定する危害分析を実施する必要があります。
2.重点管理点(CCP)の設定
危害分析の結果、重点管理点(CCP)を特定し、その制御点での管理が食品の安全性を確保する上で重要であることを確認します。
3.重点管理点(CCP)の管理
設定された重点管理点(CCP)を適切に管理するための手順や記録を作成し運用を確実にします。
これには異常が発生した場合の対応、修正・改善計画の策定などが含まれます。
4.検査・評価
食品の安全性に関する情報を収集し、施設内での管理の効果を確認するための検査・評価を実施する必要があります。
5.従業員の教育・訓練
施設内で働く全ての従業員にHACCPの基礎知識を教育し、HACCPに基づく食品安全管理の重要性を認識させる必要があります。
※HACCPとは?(厚生労働省HP)
HACCP(Hazard Analysis and Critical Control Point)