群馬高崎の熱い夜は両眼を開けて!

常日頃、我がカン喜グループのご支援を頂いている世界中の皆様へ、久方ぶりの今回は私の安否確認も兼ねてのブログです。

先月10月20日(月)群馬県高崎市に一泊二日の出張に行ってまいりました。これは、群馬県中小企業同友会よりスピーチのご依頼を受けたものです。私の拙く、且つ時に白眼をむくキモイ話し方を気に入れたらしく、今年3月の神奈川県中小企業同友会に続いての講演になりました。

中小企業同友会とは?

中小企業経営者の集まりとして「自主・民主・連帯」を重んじて、労使協調に励み、その企業活動が国民や地域社会に貢献することで社会的責任を果たすことを目的としている。全都道府県に組織がある。

所謂、“中小企業社長の学校”ですわ。今回は群馬県中小企業同友会内分科会である障害者雇用委員会の例会でお話をさせて頂きました。

スピーチテーマは毎度お馴染みの“世界で戦う平成カン喜奇兵隊”です。カン喜グループ内では何故、障害者のことを“正育者”と呼ぶのか、創業来の事業変遷を通じて、如何にして今のような経営組織になったのか等…突き詰めれば、人手不足から包摂性を尊び、結果、多様性に富む企業集団になった…様ないつもながらの話を実際のエピソードを交え熱く語ってきました。

発達障害を持ったお子さんのために、他者と触れ合うコミュニティ、職業訓練の場とする目的でパン工房を立ち上げた方、若かりし頃は手の付けられないワルだったが、改心し、未利用魚を活用した加工品製造事業を障害者の為の就労支援施設として始めた方等、参加者は身内であれ、従業員であれ、何某障害者の方と接点があり、人間として、経営者として、会社、社会に貢献してきた彼らに何が出来るか、そしてこれから会社の門戸をたたく彼らの後輩たちに人生に対して希望を持たせることが出来るか…そのような事を常に思考しておられる経営者達20名。

拙いスピーチのあとのグループディスカッションは“障害者雇用を通じて生み出されるイノベーション”というテーマで盛り上がりましたね。その後の懇親会でも勉強会テーマに加え、色んなお話で盛り上がりました。

・More confident

現代社会に一石を投じ、その影響力は自分自身の想像を超えるテーマを語る場合、当たり前ですが、揺ぎ無い“自信”持たねばなりません。たとえ、自身がその事業を立ち上げのではなくとも。承継者として、後進への語り部として、課せられた責任は非常に大きいのです。        これまた、“学校”のお話になるのですが、私自身、今年4月より北九州の大学に通っており、そこのクラスメートである25歳の女性(実際娘みたいな年の差です)に“上坂さんはプレゼンするとき、頻繁に白眼になりますよね”と言われました。

これはいけない!実はこれ、家族にもよく指摘されるところなのです。自信がないのでしょう、自分自身に、そして自分の語ることに対して。

スピーチの際、白眼になる全ての方が自信なさげと言っているわけではありませんが、私的には話す、聴衆に訴える内容に自信が持てない場合、そのような状況になるのであろうと感じます。

群馬でのスピーチは同級生に指摘を受けた後だったので、相当意識しましたよ。しっかりと己の両の眼を見開き、聴衆者の深奥に刺さると思しきくらいにこれでもかと瞬きせず(ドライアイになってしまいまっせ)、訴えてまいりました。一皮むけた感を得ましたね。

これからもカン喜奇兵隊の語り部としての役目、誇りを以て務めていきたいと思います。

次回登壇は来月21日。就労支援フォーラムNIPPON2025 at 東京ビッグサイトです。

その内容については、追って会社のウェブサイト、SNSにアップ致します。乞うご期待。

追伸)

一泊二日の忙しない出張でしたが、先方にご用意して頂いたお宿は素晴らしかった!

舌切り雀のお宿で有名な磯部館https://www.isobekan.com/

露天風呂が室内に設置された部屋にもう一泊したかったなと想いを残し山口に戻ったのでした。

                                上坂