私のライフスタイル

弓道から学ぶ「真・善・美」― 日々の稽古を仕事と人生に生かす

私は学生時代に弓道を始め、社会人になってから30年以上のブランクを経て、現在も弓道を続けています。

現在は、周南市のゼオンアリーナにある弓道場で、週2回の稽古に励んでいます。

長いブランクを経て再び弓を引くようになり、弓道は単に的に矢を当てる競技ではなく、自分自身と向き合い、心と身体を磨く道なのだと、改めて感じています。

今回は、私が続けている弓道の歴史や精神、そして弓道を通じて学んだことを、カン喜の仕事と重ねながらご紹介したいと思います。

【弓道の歴史と広がり】

弓矢は、古くから狩猟や戦いに用いられてきた一方、神事においても重要な役割を果たしてきました。弓矢によって邪気を祓い、神に祈りを捧げるなど、日本の伝統文化と深く結びついています。

現在も、全国各地で弓にまつわる伝統行事が受け継がれています。

代表的なものとして、次のような行事があります。

  • 三十三間堂の通し矢:京都の三十三間堂で行われる、新成人などによる弓の伝統行事。
  • 流鏑馬(やぶさめ):馬上から的を射る伝統的な神事で、天下泰平や五穀豊穣などを祈願する行事としても知られています。
  • 神社での弓の奉納行事:地域の祭礼などにおいて、弓を通じて神への祈りを捧げる伝統が受け継がれています。

また、日本武道館で毎年年頭に行われる新春恒例行事「鏡開き式・武道始め」でも、弓道をはじめとする武道の模範演武が披露され、日本の伝統武道の精神が伝えられています。

このように、弓道は日本の歴史や神事と深く関わりながら発展してきた武道です。

一方で、現在では海外にも広がり、世界各国で愛好家が弓道を学んでいます。2024年2月には第4回世界弓道大会が名古屋で開催され、2028年11月には東京で第5回世界弓道大会が開催される予定です。

弓道は、技術を競うだけでなく、日本の伝統文化や精神を世界へ伝える役割も担っているのです。

【弓道が大切にする「真・善・美」】

弓道には、「真・善・美」という大切な考え方があります。

正しい技術を追求し、心を磨き、そこから生まれる美しさを目指す。この考え方は、弓道だけでなく、日々の仕事や人との関わりにも通じるものだと感じています。

「真」― 弓は偽らない

弓道には「正射必中(せいしゃひっちゅう)」という言葉があります。正しい射法を追求すれば、おのずと的中につながるという教えです。

ただ的に当てることだけを目指すのではなく、正しい姿勢、動作、呼吸、心のあり方を大切にし、一射一射を丁寧に積み重ねていきます。

弓を引く姿には、その人の技術だけでなく、日々の稽古に向き合う姿勢も表れます。

ごまかすことなく、自分の課題と向き合い、より良い射を求めて努力する。

一射ごとに「真」を追求する姿勢こそ、弓道の大切な精神だと思います。

「善」― 平常心と相手を思いやる心

弓道では、相手を打ち負かすことよりも、自分自身と向き合うことが大切にされます。

緊張や焦り、迷いによって心が揺れることもあります。そうした自分の心を見つめ、落ち着いて行動できるよう、日々の稽古を通じて心を養っていきます。

また、弓道場では礼儀や礼節を重んじ、仲間と互いに敬意を払いながら稽古に励みます。

相手を尊重し、思いやりを持って接すること。自分だけでなく、周囲の人も大切にすること。

こうした心を育むことも、弓道の大切な学びです。

「美」― 技と心が一体となって生まれる美しさ

弓道における「美」は、見た目の美しさだけではありません。

正しい構えや無駄のない動作に、落ち着いた心と相手を敬う姿勢が加わることで、射全体に美しさが生まれます。

技術だけを磨いても、心が伴わなければ、本当の意味で美しい射には近づけません。

正しい技術を追求する「真」、思いやりや礼節を大切にする「善」。その二つが一体となったとき、「美」が表れるのだと思います。

弓道を通じて技と心を磨き続けること。それは、人としての成長にもつながっていきます。

【弓道の精神をカン喜の仕事に生かす】

私が勤務する株式会社カン喜では、冷凍食品の製造を行うとともに、多くの障害のある方の雇用に取り組み、グループホームの運営も行っています。

弓道を通じて学ぶ「真・善・美」は、こうした日々の仕事にも通じるものがあります。

「真」は、安心・安全で高品質な商品づくりに。

弓道では、正しい射法を身につけるために、一つひとつの動作を確認し、地道な稽古を積み重ねます。

食品製造においても同じように、基本を大切にし、決められた手順を守り、一つひとつの作業を丁寧に行うことが重要です。

日々の積み重ねが、安心してお客様にお届けできる商品の品質につながります。

「善」は、人を尊重し、共に成長する職場づくりに。

弓道場では、互いを尊重し、礼節を大切にします。

カン喜の職場においても、一人ひとりの個性や能力を理解し、互いに支え合うことが大切です。

障害のある方の雇用や育成、そしてグループホームの運営においても、相手の立場に立って考え、尊重し、その人らしい生活や成長を支えていく姿勢が求められます。

「美」は、仕事への誇りと、人を大切にする姿勢に。

基本を守り、周囲への思いやりを忘れず、より良い仕事を目指して努力する。

その積み重ねによって、商品の品質だけでなく、職場の雰囲気や人と人との関係にも、良い変化が生まれると考えています。

弓道で学ぶ精神を、日々の仕事や人との関わりに生かしていく。

それが、私自身の目指す姿です。

カン喜はこれからも、「食」を通じて、人と地域に笑顔を生み出してまいります。

【これからの私と弓道】

私にとって弓道は、単なる趣味ではなく、人生を豊かにしてくれる大切な存在です。

これからも弓道を通じて、次のことを大切にしていきたいと思います。

  • 健康づくり:身体を動かし、心身の健康を保つ。
  • 精神の修養:礼節や克己心、集中力を養い、自分自身を磨く。
  • 人とのつながり:道場の仲間と交流し、世代を超えた絆を育む。
  • 生涯の楽しみ:年齢を重ねても、自分の体力や技量に応じて修練を続ける。

長いブランクを経て再び弓道を始めたからこそ、続けることの大切さを実感しています。

年齢を重ねても、学び続け、自分自身を磨き続ける。そんな生き方を、これからも大切にしていきたいと思います。

「弓道は、私のライフスタイルの一部です。」

【10月31日(土)はカン喜のセールです!】

弓道の稽古に励む私も、日々カン喜の仕事に取り組んでいます。

10月31日(土)に開催する「カン喜のセール」では、お客様に安心してご購入いただける商品を準備して、皆様のお越しをお待ちしております。

ぜひ、ご家族やご友人と一緒にお立ち寄りください!

皆様のご来場を心よりお待ちしております。