タイトルの「東風(こち)吹かば にほひおこせよ梅の花 主(あるじ)なしとて春を忘るな」
※最後の行は「春な忘れそ」が正しいという意見もあるようです。
歌の意味は、「春の風が吹いたなら、香りを送っておくれ。梅の花たちよ、主の私がいなくなったからといって、春を忘れずに咲くのだよ。」ということです。
菅公が京の都から太宰府へ赴任する時の歌で、この歌に感動した梅の木が、彼の後を追って太宰府へ飛んでいったという「飛梅(とびうめ)伝説」が残っています・・・が詳細は、インターネットで検索してみてください。
わが家には、第一王女(24歳)と第二王女(21歳)がおり、ひなまつりをお祝いします。昨夜もささやかに手まり寿司とハマグリのお吸い物を食べて祝いました。そして、ショートケーキもやっちゃりました。
写真は数年前の第二王女作のひな人形寿司(奥が手まり寿司)です。
立ち雛は第一王女のもので、一般的な座り雛は第二王女のものです。
その昔、転勤族の社宅暮らしだったので、5段や7段というような立派なものではなくて、ちょこんと飾れるシンプルな御内裏様と御雛様のセットです。
よく言われるのが、ひな人形をひなまつりが終わっても出したままでいると嫁に行き遅れるという都市伝説(?)があるようですが、ホントなんでしょうか?
世の晩婚の女性って・・・、それってある意味で怖すぎるイベントなのでは?・・・いやいや、そんなことを書いてしまっては、SDGsを掲げる当社社員としてはあるまじき発言となるので、ここらへんで。
うちの王女たちに嫁に行ってほしくないわけではないですが、だいたい旧暦の3月3日、つまり4月初めくらいまでは飾っておりました。
それでも、二人ともボクと福山雅治の次くらいにイケメンそうな彼氏と付き合っているので、そのまま早く嫁に行って、孫の顔を見せてほしいものです。
ひな人形の顔や手って、異常に白すぎませんか?あれって、牡蠣殻の粉から作られているらしいですね。当社では、牡蠣グラタンで使う牡蠣殻を三重県や徳島県、海外では中国やベトナムから仕入れています。そして、規格外のものは粉砕して、ダチョウのエサにしようと計画していますが、ひな人形の材料にもなるのですねぇ。知らなかった。
ちなみに鳥は卵を生むために、多くの炭酸カルシウムを必要とすることから、同じ成分である粉状の牡蠣殻を食べますが、大きな卵を生むダチョウは1ヶ月に10kgくらいの牡蠣殻を食べるそうです。
ひな人形のためにも、来年のひなまつりからは蛤汁じゃなくて、牡蠣を消費できるように牡蠣グラタン(もちろんカン喜製品)を食べるようにしましょう。いや、来年のひなまつりのためにも、春のお彼岸あたりにボタ餅はやめて、カキフライ(クドいようだけど、もちろんカン喜製品)を食べましょう。
総務K理部 中本タダシ