新年度もスタート、我がカン喜グループにも一名フレッシュマンが入社してくれました。人手不足禍の最中、来年は100名超採用を目指していきたいと思います!
世の新入社員(20歳以上という限定)達は“ウィズ・コロナ”が定着した、昨今、好むと好まざるに新入社員歓迎、またタイミング良く季節は春!花見という名の酒宴に駆り出されることでしょう(当然、コロナ前のような大人数、マスク無し会食とはいきませんが)
酒宴の定番と言えば、“刺身・さしみ・SASHIMI” つまり、魚介類を生食するわけですが、少居酒屋の刺し身盛り合わせメニューに牡蠣が入っていることはまずありません。
別途メニュー“生牡蠣”という特別枠です。何か奇妙な感じがしませんか?どうせならば、鯛、鰤、鮪、海老、烏賊、ケイゾウもとい蛸他の仲間と一緒に愉しみたいですよね。
でも、世の中には“牡蠣はあたる(食中毒になる)”という偏見が罷り通り、多くの居酒屋の大将達もそんなクレームになりそうな爆弾持ちアイテムは刺身メニューから排除した方が安全だと考えてしまうのでしょう。
ここで、誤解を恐れずに言えば、“牡蠣にあたる”≒“ノロウィルスに感染”なのですが、
実はこの忌まわしいウィルスは牡蠣独自由来のものではないのです。
プロとして老婆心ながらノロウィルスに対して誤った知識に物言いさせて頂きます。
“二次汚染”された牡蠣、ホタテ、ハマグリ等二枚貝からそれを食べたヒトの腸内のみで増殖、少量でも感染力が強い…
つまり、牡蠣を扱う前にトイレに行った大将の手洗いが甘い(これが二次汚染)とノロちゃんが誕生してしまうのです。大将!アンタが原因やないかい!
1手指に付着したノロウイルスを、しっかり洗い流すことが肝心。
トイレ使用後や嘔吐物の処理後は「2度手洗い」を実施しましょう。
2ノロウイルスの汚染が起こりやすいトイレや、多くの人の手が触れる箇所は清潔に保ちましょう
3嘔吐物やふん便の処理は、すばやく適切な初期対応が重要。
4健康管理は組織全体での取り組みが重要。体調不良時には必ず報告をしましょう。
5ノロウイルス汚染のおそれのある二枚貝等の食品は、中心部を85~90℃で90秒間以上の加熱を。
最後の5は“二次汚染された恐れのある、”大将、ちゃん手を洗いました?”的疑いのある場合です。
かきフライ、かきグラタン等熱処理が必要な加工品を売ってるくせに!と言われるかもしれません。勿論、我が社の牡蠣加工品をその美味しさを可能な限り引き出せている矜持は持ってます。
でも、美味しさのみならず、“海のミルク”と言われる、その多彩な栄養素を最大限に摂取できる食べ方は生食に比肩するものはないでしょう。
そこで、朗報です!カン喜グループは“美味しさ”と“栄養”を同時に満たすことが叶わなかったご貴兄のための新製品“ノロウィルス検査済証明付生食用冷凍殻付牡蠣”がカミングスーンします。
つまり、製造、流通段階は“ノロウィルスフリー”。あとは皆さんが牡蠣の殻を剝く前に“入念に手洗い”すればノープロブレム!
加えて、冷凍長期保存可能なので、必要数だけ消費して、あとは冷凍庫へ!残りはボジョレーヌーボー(11月)、クリスマス(12月)に愉しむということも出来ます。
ピッチに出る前の水槽内で浄化されていく、この牡蠣をご覧ください。今期は数量限定販売のため、注文殺到による大惨事を防ぐため、近日中にカン喜オンラインサイトにてリリース致します。これから毎日最低5回はカン喜ウェブサイトのチェックをお願いしますね。
それまでは、いやこれからも牡蠣加工品の匠と言われた、レギュラー品達をお愉しみください。
上坂 陽太郎