牡蠣料理の人気メニューの一つに牡蠣フライがありますね。
こちらのページでは、冷凍牡蠣を使った美味しい牡蠣フライの作り方や注意点をご紹介します。
冷凍牡蠣をつかった美味しい牡蠣フライを作るポイントと注意点を順番にご紹介します。
順番にご紹介します。
ちなみに、通販で牡蠣を購入する際、400gと表記のものが多いですが、どれくらいの量入っているのか?こちらのページで紹介しています。
牡蠣は400Gで何人前?100Gあたりの栄養素とカロリーは高いのか?
冷凍牡蠣は40秒~1分くらい流水にかけ、半解凍の状態にします。
表面の氷が溶け、中心が少し凍っているくらいがベストな状態です。
解凍しすぎると旨味が逃げてしまうので注意しましょう。
水っぽくならないよう、余分な水分はキッチンペーパーでふき取りましょう。
また、余分な水気を取ることで油はねも抑えることができます。
加熱温度は、冷凍牡蠣を使用する場合でも、解凍して使用するため、生の牡蠣を使用する場合と変わりません。
170-180℃がよいでしょう。
冷凍牡蠣の解凍のし過ぎには要注意です。
旨味が流れる、水溶性ビタミンが流れる、水っぽくなる、といいことがありません。
反対に、解凍せずに使用することもおすすめできません。
美味しい牡蠣フライは下味がしっかりと付けられていますが、冷凍牡蠣を使う場合はどのようにして下味をつけるのかご説明します。
凍ったままの牡蠣には、下味がつきません。
冷凍牡蠣はまず解凍してか下味をつけましょう。
解凍するときに出る水分は、しっかりとキッチンペーパーなどでふき取ると下味はよりしっかりと着きます。
解凍して、キッチンペーパーで水分を拭き取ったら塩・こしょうで下味をつけましょう。
牡蠣フライを作る時の油の量は、牡蠣がつかる程度の量、2㎝くらいの深さの油を用意します。
170-180℃になるように熱して準備しましょう。
まずは、「バッター液」と呼ばれる卵液を作ります。
卵1個に対し、水小さじ4、小麦粉大さじ3をボールに入れてよく混ぜます。
薄い衣に仕上げるために、ドロッとしたバッター液ではなく、さらっと流れ落ちるくらいの配合です。
次に、パン粉を用意します。
ふんわりさくっとした食感を目指すためには、乾燥パン粉より生パン粉がおすすめです。
バットなどにひろげたパン粉の上に、バッター液をつけた牡蠣をのせ、パン粉をかぶせるようにつけていきます。
押し付けないようふんわりと全体につけましょう。
牡蠣は中心部の加熱が不十分だと、食中毒が起こる可能性があります。
しかし、しっかりと加熱ができていれば、その心配はないので、中心部までの加熱を心掛けましょう。
厚生労働省で推奨されている安全な加熱基準は、
ノロウイルスの場合、中心部の温度が85-90℃に達した状態で、90秒以上の加熱です。
牡蠣は揚げすぎると身が縮み、固くなりうまみも逃げてしまいます。
小ぶりの冷凍牡蠣だと4-5分ほどを目安に揚げましょう。
牡蠣が大きい場合は、少し長めに揚げてください。
牡蠣にあたるとどういう症状になる??調理する際のポイントと当たった時の対策方法
生の牡蠣をフライにした場合、余ったフライを冷凍することはOKです。
ポイントは、しっかりと冷ましてから冷凍すること。
1つずつラップで包み、フリーザーバックに入れて、空気を抜いて口を閉めます。
揚げ物は時間が経つにつれ、酸化が進むので、冷凍した場合、1か月を目安になるべく早めに食べきりましょう。
手作りの牡蠣フライが美味しいことは言うまでもありませんが、手間がかかるのも事実です。
そこで、冷凍牡蠣フライをおすすめします。
牡蠣にパン粉がついている状態で冷凍されており、あとは揚げるだけの冷凍牡蠣フライですので、キッチンを汚すことなく、食べたいと思ったときに揚げれば食べることができます。